機能紹介

ColorGPS(簡単手順でプロファイル作成)

プリンタプロファイルを作製する機能がColorGPSです。最大8色(CMYK+特色4色)のプリンタプロファイルを作ることができます。作り方も簡単で、作りたいプロファイルの設定を選んだ後カラーチャートを印刷。色彩計で読み込みあとは自動計算。印刷メディアの都合で印刷面積が小さくても大丈夫。カラーチャートを自由にカスタマイズできるので、10センチ四方のメディアでもプロファイルを作ることが可能です。

HotFolder機能(リップ操作不要で印刷)

複数のデザインオペレーターが居る環境で便利な機能がHotFolder機能です。ネットワーク上で共有するフォルダに、データをコピーするだけで予め決めた設定で自動的に印刷開始。複数のオペレーターが1つのリップを効率的に使うことができます。

リピートプリント機能(高速印刷)

連続繰り返し印刷をサポートする機能があります。用意した数十センチの繰り返したい柄画像を、リップで設定するだけで何十メートルの柄として出力できます。この時、変換に待たされることはありません。ほぼオンタイムで出力されていきます。

自動レイアウト配置を行うバリアブルデータテンプレート
(自動配置、自動レイアウト)

あらかじめ決めたレイアウトに自動レイアウトを行う機能です。ロゴは同一で画像だけ変わる場合や、印刷データをcsvデータとして連動動作させたい時に自動レイアウトを実現します。

印刷ドットの大きさ(バリアブルドット)や、ライトインク使用量を含む高度なディザリング設定が可能
(高度なインクコントロール)

ライトインクとノーマルインクの使用・不使用に加えて、使用するバリアブルドットの大きさまでも設定可能です。印刷に使用するドットの大きさを詳細に設定することで、詳細に印刷品質を調整できます。

複数のラスタライズ/ディザリング処理をサポート
(様々なディザリング要求に対応)

作画品質を決めるラスタライズ/ディザリング処理について、複数の設定が用意されています。高速で美しい印刷も長所の一つです。グラデーションの印刷がトーンジャンプでガタガタになったり、 バリアブルドット機能を使用すると、極端に遅くなってしまうような事はありません。

様々なアプリケーションの画像データに対応
(多様な画像フォーマットに対応)

Photoshop、Illustrator、QuarkXPress、Corel Draw、Freehand等の著名なDTPソフトで作成した、PSD、TIFF、BMP、EPS、PDF、PS、JPG形式画像などに対応しています。カラーマッチングシステムと組み合わせて、すばらしい発色のカラー印刷を実現します。

簡単な操作で色補正が可能
(正確な濃度調整が可能)

色彩計(i1など)を使用すれば、各種インクや素材に合わせた色補正ファイルを自分で作成することもできます。様々なメディアの発色の違いやプリンタ間の違いを読み込ませることで、統一された正しい発色を得ることができます。補正機能を正しく使うことで不必要なインク消費を抑え、生産コストの削減にも繋がります。

基本的な画像調整機能
(簡単な調整はリップで可能)

基本的な調整をリップ側で実施することができます。画像の大きさ変更、回転、トリミング、マスク処理、コントラスト・ブライトネス変更、タイル縦横分割出力など様々な処理ができます。

プリンタの色組み合わせを自由に変更
(純正ではできない事が可能)

様々な色の組合せ設定が使用できます。例えばプリンターヘッドが6個あるCMYKLcLm(4色)のプリンターを、CMYK+特色1+特色2の6色設定にしたり、CMYKOrGrの6色プリンタにすることもできます。6色プリンタプロファイルを作製する機能もあるので、4色プリンタを完全な6色プリンタにすることが可能です。

機能一覧

本体機能

すべての機能が利用できるようになりました。

Lv.1 プリンタードライバー
Ripエンジン同時起動数
ジョブコンポーザー
イメージ編集ツール、アドオン
プリント環境(印刷環境機能)
リピートプリント(ギャップ無し)
縮小補正機能
タイリング機能
コストマネージャー
プリントキューマネージャー
プリセット機能
プリフライト
ジョブ処理ポリシー
自動配置
印刷済み履歴
カラー色誤差計測
ユーザー制限
自動画像作成
白、特色版機能
PostScript対応
ネットワークライセンス

オプション機能

すべてのオプション機能が、Entry版から利用できるようになりました。

色置き換え機能
カラープロファイル作成機能
プロファイルカスタマイズ機能
繰り返し柄作成機能
画像自動再配置機能
合版作成機能
背景色除去機能

必要スペック

メーカー推奨スペック

PC WindowsPC
CPU Intel Core i7 物理コア8個以上
対応OS windows11(64bit)、windows10(64bit)
RAM容量
(RAM空き容量)
12GB以上
HDD容量 SSD推奨
プログラム/スプール/イメージディスクとしての2台以上のドライブで要件に応じたサイズ
(データと出力サイズに依存)
表示装置 1700x900ドット以上
USBポート USBドングルを挿すUSBポートが一つ以上必要です。
LAN ギガビットネットワークカード
Cat6以上のケーブル

価格

  • 為替レートにより価格が変動いたします。
  • RIPソフトのお見積もりをご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。
価格は、使用するパソコンの台数、同時印刷するプリンタ数、プリンタのカテゴリ、年間保守加入有無などにより、決定されます。

今までRIP本体は、Essential版やProduction版と分かれていましたが、1つに統合されました。
プリンター(プリントクライアント、プリントキュー)は、3つのカテゴリに分類されます。Entry、Large、XLです。
使用したいプリンターのカテゴリは、弊社にお問い合わせいただくか、こちらからご確認いただけます。

RIP本体新規購入時、該当カテゴリのプリンター1台に出力できます。
上のカテゴリのプリンターを追加/切り替えの場合、グレードアップ料金が発生します。

カテゴリ例:EPSON SC-F9450(Entry), MIMAKI TS330-1600(Entry)

色合わせサービス

出向、色合わせプリンタプロファイル作製サービス(有償)

お客様先にご訪問し、最適なリップ設定を作製します。ご希望するお客様は、当社までお問い合わせください(※当社からリップを購入したお客様のみ対象とさせていただきます)。
大型プリンターで、新規リップ導入されるお客様は、本サービスを合わせてご注文ください。リップに大型プリンター向けのRIP印刷設定は付属していません。

郵送、プリンタプロファイル作製サービス(有償)

出向での色合わせ作成が困難な場合や、作成に2週間程度お時間を頂ける場合に行える、プリンタプロファイル作製代行サービスです。出向作成サービスと比べると、調整内容に制限があります。

お問い合わせ

購入前、購入のご相談受付

購入をご検討するうえで、質問や疑問があれば、なんでもお問い合わせください。

購入後のお問い合わせ

ご購入後は、メールや電話にてお問い合わせに対応しております。
出向サポートもご提供しております。内容については下記をご参照ください。

過去バージョンのメーカーサポートは終了しました。そのため、過去バージョンについて、メーカーへの問合せはできません。
弊社でも、旧バージョンが起動できないため、V15、V14、それ以前のサポートを終了いたしました。

お電話で時間がかかる場合は、パソコンを遠隔で操作させていただき、素早く問題を解決します。
遠隔操作をさせていただけず、サポートが長時間になる場合は、有償対応となる場合がございます。

お問い合わせ先

会社名 株式会社サンリュウ
TEL048-446-6786
FAX048-446-6761
メールs_a_nryu-r_i_p@sanryu.com
※アンダーバー(_)はすべて取り除いてください

その他

RIPとは?

RIPとは、おおざっぱに言うと、大型プリンタ用の プリンタードライバーです。

ラスターイメージプロセッサー(Raster Image Processor)の略で、文字やイラストなどの画像データを、ラスターイメージ(インクひと粒ずつに相当する点の集まり)に変換(ラスタライズ)して、プリンタに出力させるためのソフトウェアです。

プリンタードライバーは、メーカー純正のインクと印刷メディアに対してのみ、色合わせされています。サードパーティーのインクや印刷メディアを使おうとすると 意図した発色になりません。

そのため、各種インク・印刷メディアを使用するために豊富な色合わせ機能を備えたRIPソフトウェアを使用します。
色彩計を使用して、印刷メディアごとの色合わせ設定を自動作成することができます。

Ergosoft RIPとは?

Ergosoft社は25年以上の歴史を持ち、ハイエンドのデジタル印刷業界をリードし続けています。
Ergosoft社のRIPは、テキスタイル業界だけではなく、広い市場で高い信頼と実績があります。
RolandやMimakiやHPのプリンタにも採用されています。

優れた操作性、多彩なインクコントロール、高速RIP処理など、高品質と高生産性を発揮します。
また、「Step&Repeat」や「色置換機能」など、テキスタイル印刷に特化した機能も搭載しています。

メーカー推奨画像保存形式

現在のメーカー推奨画像保存形式は PDFです。

PDF保存時のオプションなど、詳しくはこちらをご参照ください。

メーカー公式サイト

メーカー公式サイト
本製品の公式サイト
メーカーマニュアル
メーカーFAQ
対応プリンター一覧(大型)
対応プリンター一覧(デスクトップ)