リムスロー社のG・セベック代表来日


2003年5月15日 総合報道の記事より

IJ捺染用スチーマー国内初導入
付加価値のある製品を

 (株)サンリュウ(埼玉県川口市安行原90-3、社長・飛田常司、TEL048-294-7396)は、オーストラリア・Rimslow(リムスロー)Pty社製IJ(インクジェット)捺染用スチーマーを販売しているが、このほど「スチーマ−X1850型」の国内第一号機を(株)エクセル・タム(本社埼玉県川口市、田形勝弘社長)に導入した。同機の技術アドバイスのため、リムスロー社代表で、エンジニアでもあるジョージ・セベック氏が来日、同社の製品などについて話を聞いた。

 リムスロー社は、20年程前にスクリーン印刷専用機や乾燥機などを開発、欧米やアジアへ輸出している。「スチーマーは、インクがにじまないよう、あらかじめコーティングした布(合成繊維や綿、絹など)にIJPで各種インクを直接吹き付けた後、熱を加えて発色・定着させるもので、サインやアパレル関連での需要を見込んでいる」
 「また、長尺メディアにも対応、安定した品質を実現できる。素材へ直接蒸気を吹き付け、中までインクが染み込むので、バナーなどに適しており、薄いスカーフのような素材にもスチーム出来る。操作は、合成繊維や綿など素材を選ぶだけで、その素材に合わせ処理できる」
 「コーティングマシンは、これまでの製品に比べると全長が3.3mと非常にコンパクトな設計になっている。中小企業が購入しやすい安価な価格設定もセールスポイントだ」  日本市場については、「国産第一号機を納品したばかりだが、デジタルプリンティングの領域に合わせて拡販していきたい。特にスクリーン印刷やオフセット印刷に比べ将来性があるので、より付加価値のある製品を投入するつもりだ」

サンリュウの飛田社長は、「昨秋のS&Dショウで発表以来、大変好評。今後もサイン・ディスプレイやプリンティング業界の展示会を中心にアピールしていきたい」と話す。

国内第一号機を導入したエクセル・タムは、ゴルフボールやボールペンなどへ印刷できる特殊印刷(タンポ印刷)業者。5年ほど前からIJPを導入、屋外広告業界へ参入してきた。今回のスチーマーなどについて、「タンポ印刷から屋外広告業界へ参入以来,昇華インクによる熱転写技術を確立、年々需要も増えてきたが、布地を生かした製作を幅広く行うとともに、新たな分野へ進出するために欠かせないものとして、導入した」と話している。


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