昇華転写用ポリ/綿・ハイブリッド生地ロール発売


 インクジェット用消耗資材を販売する(株)サンリュウは、2002年6月から表面をポリエステル100%、裏側を綿100%で構成するハイブリッド繊維の生地ロールを発売する。

このハイブリッド繊維は、Tシャツで定評のある米国・HanesPrintable社が昇華転写用に特別に開発した特許商品。昇華インクは、綿素材では良い発色をしない。しかし衣類としては、通気性や肌触りの点から綿素材が好まれる。このハイブリッド素材は、この相反する要求を両立させるため考え出されたもの。表面をインクの発色の良いポリエステル100%素材、内側を綿100%素材とした二層構造になっている。

この素材を使用して作製されたTシャツは、SoftLinkブランドで知られている。このTシャツは、カラーコピー転写された商品に比べて、画像の鮮やかさや洗濯堅牢度が格段に優れていることが評価され、日本でも普及が進んでいる。しかし市場からは、トレーナーやポロシャツから枕やクッションなどまで、様々な商品への展開を望む声が寄せられている。同社はこれらの需要に応えるため、素材をロールの形で発売することにした。

ユーザーはフラットな素材の段階でプリントができるので、使用できる熱転写機の選択幅が広がる。プリント後に裁断をし、縫製して商品を仕上げるので、完成商品の場合に難しかったウエア全面プリントも簡単になる。他社に差をつけたオリジナル商品を生みやすくなるなどのメリットが期待されている。ハイブリッド繊維ロール仕様は、幅1524mm×長さ91m。

 同社で、このハイブリッド素材へプリントをするためすべての商品を用意している。各社のピエゾタイプ・インクジェットプリンタ、鮮やかな発色をするHANAE昇華インク、コストを削減するインク供給システム、インクジェット用転写紙、熱転写機、出力画像と原稿との色合わせに役立つリップなど。商品作りに関連するこれら資機材への相談を受けるトータルサポートに力を入れながら、ハイブリッド素材の拡販を進める戦略。

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