低価格・広幅・顔料用耐水布 デコテックスを発売


 インクジェット用消耗資材を販売する(株)サンリュウは、バナー素材ラインアップを拡充している。今回は水性・顔料インクジェットプリンタが大型化するのに合わせて、2002年4月から耐水性のある超低価格布素材「デコテックス」1.5m幅を発売する。

 デコテックスは、同社の販売してきたインクジェット用耐水薄手布の厚さをわずか厚くして強度をアップすると同時に、インクの耐にじみ特性を改良したもの。大型インクジェットプリンタ普及で需要の高まった1.5m幅を用意するとともに、耐水薄手布より価格を更に低く設定した戦略商品。同社ではこの新商品を核にして、顧客を拡大して行く狙い。

 デコテックスは、厚みからいうと市場に出回っているトロピカル布相当品。顔料インクなら、ピエゾプリンターからサーマルプリンタ用インクまで幅広い印刷適性があり、鮮やかな発色をする。もちろん乾燥後は耐水性になり、屋外使用できる。価格は同社のトロピカル布との比較で、40%程度設定されている。商品はロールで供給され、1524x45mが26,800円、 1270x45mが22,500円、914x45mが16,000円。

 同社のインクジェット用トロピカルやテトロンマットは、顔料インクで印刷しても水中でもめば容易にインクが流れ出る。そのためこれら素材の使用範囲は、主に屋内用に限定されていた。これらの布を屋外バナーに使用したデパートもあったが、強風にあおられた際にコーティングがもみ落とされて、画像が白っぽくなるとのクレームになったことがある。これに対してデコテックスは、軽いモミ洗いではインクが流れ出ない。コーティングが布素材にしっかりと付着しているため。短期なら屋外にも使用できる。

 価格・品質に対する市場の評価が高ければ、引き続いて5月から、テトロンマット相当の厚手デコテックスの発売も予定している。

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