EPSON PM9000Cプリンタ用ロングライフインク発売

 サンリュウ(埼玉県川口市 社長 飛田常司)は、EPSONのインクジェットプリンタで使用できる顔料インク・ロングライフインクを3月15日から発売する。

 ロングライフインクは、ドイツ DICO.JET(ディコジェット)社の製造するインクジェットプリンター用高耐候顔料インク。これまで顔料系の業務用大型プリンタ、ENCAD社のサーマルプリンタ、ミマキエンジニアリング、ローランドや武藤工業のピエゾプリンタには使用されてきた。今回新たに発売したのは、EPSON PM9000Cにも使用できるタイプ。海外では既に PM9000Cユーザーに広く使用されており、日本でも同社がモニターを依頼した数社で良好な使用結果を確認済して発売に踏み切った。

ロングライフ・インクの最大の特徴は、その高い耐候性。顔料インクでプリントされた画像といえども、屋外耐光性は通常3〜6ヶ月程度しかなく、長期用途の場合はラミネート加工などの後処理保護加工が不可欠だった。ラミネート加工を施した場合は、1年程度の耐光性は得られる。これに対してロングライフ・インクは、ラミネート加工無しで1年以上の耐光性が期待できるインク。これを可能にする秘密は、マイクロカプセルの中に顔料を包み込むことにある。このカプセルの中にラミネートフィルム同様紫外線カット剤を入れている。出力画像全体ににラミネートする代わりに、顔料一個一個にラミネート加工を施していることになる。

 耐光性についてのデータとして、国際規格であるBlue-Wool-Scale耐紫外線テスト結果でレベル7以上という証明書を得ている。25%までの色褪せを、画像の商業利用可能範囲とした時、B.W.S.スケールのレベル1〜3範囲の一般染料インクは屋外では3週間程度まで、レベル4〜6の一般顔料インクは3ヶ月から半年の間使用可能と考えられている。 レベル7以上の屋外での画像使用可能期間は、ラミネート無しで2年(中央ヨーロッパ基準)以上と計算される。紫外線カットラミネート加工を施せば、3年以上のの耐候性が期待できる。


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